株式会社計画情報研究所

業務紹介

WORKS

金沢型次世代交通サービスの推進検討業務

交通システム計画
金沢市においてICT等の新技術を活用し、マイカーに過度に依存することなく、シームレスかつ自由な移動を実現する次世代交通サービスのあり方に関し検討を行った。有識者、交通事業者を中心とする検討会を3回開催し専門的な議論を深め、その内容をとりまとめた「金沢市次世代交通サービスのあり方に関する提言書」を、令和3年2月17日に検討会から市長に提出した。

SDGs推進に向けた達成指標の可視化調査研究業務

都市・地域の各種計画
金沢ミライシナリオで描いた2030年の姿の実現に向けて、その進捗を計測し、施策の改善に資する「金沢SDGs指標」の選定の前提となる指標の選定を行った。また、「金沢SDGs未来都市計画」中の「自治体SDGsモデル事業『市民生活と調和した持続可能な観光振興~“責任ある観光”により市民と観光客、双方の“しあわせ”を実現するまち金沢~』」の進捗を測る指標の選定の前提となる指標案の選定を行った。

能登町公共施設個別施設計画策定支援業務

都市・地域の各種計画ファシリティマネジメント
能登町は平成17年3月1日の2町1村(能都町・内浦町・柳田村)の合併以降、旧町村からのコミュニティを重視した施設整備を行ってきた。しかし、その一方で町民一人当たりの公共施設保有面積は県内でも高くなっている。
今後の人口減少、高齢化等を踏まえるとこれまで保有してきた施設をすべて維持していくことは極めて難しく、今後の財政を考慮した施設の維持管理が求められている。
本業務は、能登町が保有する公共施設等の管理に関する基本的な方針を定めた「能登町公共施設等総合管理計画」の基本的な方針に基づき、本町の公共施設における対策の優先順位の考え方や対策内容、実施時期などを定めた「能登町公共施設個別施設計画」の策定支援を行った。検討の過程で、庁内の若手及び中堅職員で構成された庁内ワーキングや職員向け公共施設の現地調査ツアーなどのフィールドワーク等を行い、庁内職員の意識醸成も図った。

舟橋村エリアマネジメント勉強会運営支援業務

都市・地域の活性化広報・シンポジウム
舟橋村の地方創生は、「賃貸住宅」、「都市公園」及び「こども園」から構成されているモデルエリアにおいて、子育て世帯が心地よいと感じられるコミュニティを創出することを通じて、「転入」、「出生」及び「仕事創出」の推進を目指している。
そこで舟橋村では、モデルエリアで主体的に活動する事業者らと「モデルエリアマネジメント勉強会」を立ち上げた。勉強会では、PBL(問題解決型学習)型のカリキュラムを採用し、事業者自らが、地域課題解決(社会的価値の創出・CSR)のみならず、自社の経済的価値(CSV)の創出に向けた、ビジネスプランを検討した。本業務では、勉強会のカリキュラムの企画・運営、振り返り、当日の記録を作成するとともに、ビジネスプランの策定支援を行った。

路面電車南北接続に伴う整備効果検証事業

交通システム計画都市・地域の活性化
令和2年3月21日、富山市が進める「コンパクトなまちづくり」の一つの到達点といえる路面電車南北接続事業が完成し、全長約15kmのLRTネットワークが形成された。当社は計画段階において、利用実態の基礎となるOD調査を担当するとともに、利用実態の分析を踏まえた各種提案を行ってきた。
本業務は、南北接続事業完成後の利用実態を分析するためOD調査を行い、南北接続前との比較を行った。また利用者アンケート、居住者アンケートに関しては、コロナ渦の影響を受け実施を延期しており、それらをふまえ総合的な効果把握を実施する予定である。

金沢市持続可能な観光振興推進計画2021策定業務

都市・地域の各種計画
金沢市では『金沢市観光戦略プラン2016』に基づき、旅行者の受入環境の整備や海外誘客の推進等、様々な観光施策を展開してきた。その結果、国内外から多くの旅行者が金沢を訪れるようになり、まちなかが活気づく一方で、まちなかの混雑や交通渋滞の発生等、市民生活への影響も生じており、市民生活と調和した観光まちづくりが求められている。
本業務では、金沢市の観光を取り巻く環境や情勢の変化を踏まえつつ、市民と旅行者が金沢の文化や暮らしの価値を共有して、ともに高めていける観光のあり方を推進し、持続可能な観光を目指すことを実現するため、新たな観光戦略である『金沢市持続可能な観光振興推進計画2021』を策定した。

能登の里山里海アクションプラン作成

都市・地域の各種計画都市・地域の活性化
「能登の里山里海」は、日本で初めて世界農業遺産に認定されており、「能登の里山里海 GIAHSアクションプラン」、「第2期能登の里山里海 GIAHSアクションプラン」を策定し、具体的な取組を進めてきた。長年にわたり受け継がれてきた、里山、里海、米づくり、文化・信仰の4つの農林水産業システムを「能登の里山里海」の暮らしが貫いて、「能登の里山里海」が形成されているが、高齢化や担い手の現象、自然環境の変化により、保全・継承を図ることが難しくなっているという課題がある。
これらの課題に対し、担い手の育成・支援や体制の強化などに取り組み、「能登の里山里海」の保全を通して資源管理と活用につなげることで、豊かで持続可能な能登地域を目指すために、「能登の里山里海 石川県能登地域 世界農業遺産保全計画(第3期)」を策定した。

持続可能な金沢ふらっとバス運行対策検討調査業務

交通システム計画
金沢市のコミュニティバス・金沢ふらっとバスは、導入から20年以上が経過し、地域住民の生活の足として定着している一方で、導入時に比べ、沿線状況の変化や、運行事業者における乗務員不足等が深刻化などにより、現状の運行形態を維持することが困難となった。本業務では、金沢ふらっとバスを取り巻く現況と利用状況を把握することで、今後の運行のあり方と、持続的な運行方法の検討を行った。

一般社団法人ユニバーサルデザインいしかわ事務局

自主事業・協働事業
ユニバーサルデザインいしかわでは、北陸の地域特性に根ざしたユニバーサルデザインの普及を図り、福祉、まちづくり、アートなど様々な領域で、多様で豊かなまちの実現を目指している。年齢や性別、身体の状況などの様々な個性や違いを持つ人々とともに現場を体感するワークショップを行ったり、ユニバーサルデザインの可能性を探るためのシンポジウムやUD塾などのセミナーを開催している。2020年度は、目の不自由な方、車いすユーザーなどと、九谷焼作家の指導のもとお茶碗づくりのワークショップや道路修景のあり方を検討するワークショップを行った。

能登SDGsラボシンポジウム開催支援業務

都市・地域の活性化広報・シンポジウム
珠洲市において、SDGs未来都市選定から3年が経過し、様々な取組が進められている。各々の活動に対する達成状況の検証や、国内の動向など広い視点も踏まえ、今後、珠洲市と能登SDGsラボが目指すべき方向性を議論することを目的としたシンポジウムが開催された。本業務はシンポジウムの開催支援、報告書取りまとめ支援を行っている。
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石川県住生活基本計画2021基本方針策定等に関する業務

ファシリティマネジメント
石川県住生活基本計画は、住生活基本法に基づき、県民の住生活の安定及び質の向上を目的として、平成28年度に策定したものである。
策定から5年が経過し、空き家の増加、災害の多発など、様々な変化が起こっている。また、国においては現行の住生活基本計画(全国計画)の見直しも行われた。
県ではこのような状況を踏まえ、現行の住生活基本計画の見直しを行うこととしており、本業務では改定に伴い必要となる基礎的な調査や、基本的方向性の整理等を行った。
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能登におけるwithコロナ時代の自然・文化・社会等に加えて地域貢献に高い関心のある観光客の誘客に向けた基礎調査

都市・地域の各種計画
能登半島は日本で初めて世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を有する地域であり、「誘客」と「地域住民や自然環境等への配慮」の双方に配慮した観光地域づくりを先進的に行うことが望まれる。本業務ではWithコロナ時代における「自然・文化・社会等に加えて地域貢献に高い関心のある観光客の誘客」に向けた検討を深化した。
能登地域の観光の現状を把握し、ベンチマーク地域との比較による課題整理を行い、検討会(有識者や4市5町観光関連部署、観光関連事業者)を開催。今後、能登地域が生き残っていくためには広域での総力戦が必要であるとし、観光地としての能登地域のありたい姿、誘客の方向性と優先的に取り組むテーマ等、広域で取り組む総力戦のロードマップを提案した。なお、現状の把握については、既存資料調査、4市5町や観光関連事業者へのアンケート・ヒアリング調査を実施している。