株式会社計画情報研究所

業務紹介

WORKS

令和3年度地域の観光コンテンツを活用したアドベンチャーツーリズムのモデルツアー造成等事業「金沢能登広域の文化と自然をつなぐ富裕層アドベンチャーツーリズム造成事業」

都市・地域の活性化
金沢市と能登地域が広域連携し、将来的な商品開発や販路形成に向けた体制を構築するため、欧米豪の富裕層市場に向けた新しいモデルツアーを造成した。
自然・異文化・アクティビティの要素を掛け合わせたアドベンチャーツーリズムをテーマとした。
モニターツアーを実施し、意見やアドバイスを基にコンテンツのブラッシュアップを行い、金沢と能登をストーリーとしてつなげたモデルツアーを造成し、販路の検討を行った。
金沢市及び能登地域で実施した2泊3日のガイド研修では、伝え方のポイントを具体的に学ぶ機会となり、専門性をもった広域ガイドの育成に取り組んだ。
ターゲットの市場及び商品流通調査を実施し、コンテンツの評価をいただき、販売可能性についての課題を明らかにした。
https://wwwtb.mlit.go.jp/hokushin/content/000265936.pdf

持続可能な観光振興推進事業運営支援業務委託

都市・地域の活性化
金沢市では、『金沢市持続可能な観光振興推進計画2021』を策定し、市民と旅行者が金沢の文化や暮らしの価値を共有し、ともに高めていける観光のあり方を推進している。
本業務では、金沢市を取り巻く環境や情勢が変わり続ける中、より効果的な観光施策を実施するために「金沢市持続可能な観光振興推進計画2021」を、進捗状況を踏まえて検証した。
観光振興に関する市民満足度調査を実施し、経年での変化等もふまえた分析をした。計画の見直しや進捗状況の確認を行う「金沢市持続可能な観光振興推進会議」の意見の取りまとめ等の運営支援を実施した。
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SDGs推進に向けた達成指標検討評価業務

都市・地域の活性化
2020年度に検討した「達成度」を可視化するための指標案についてデータを精査し、達成度評価方法及び可視化について検討、評価の実施を行った。また、指標の精査に当たっては市民を交えたワークショップを開催し、市民にとっても身近な指標となり、達成度がわかりやすく把握できるものとした。
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都市のスポンジ化対策民間まちづくり推進検討業務委託

都市・地域の各種計画都市・地域の活性化
定量データなどの分析を通して富山市の都心地区におけるスポンジ化の現状や課題整理を行うとともに、新しい魅力を創出する動きに取り組む民間の方々をパネリストにしたオープンミーティング「富山のこれからのまちづくりディスカッション」を開催し、富山市における都市のスポンジ化の課題解決に向けたまちづくりの方向性について検討を行った。

いしかわ里山里海サイクリングルート利用促進施策検討業務委託

交通システム計画都市・地域の活性化商品やサービス開発・プロモーション
石川県の豊かな自然と美しい景観をサイクリングで楽しんでもらい、交流人口を拡大することを目的に「いしかわ里山里海サイクリングルート」の利用促進を行った業務である。WEBサイト、モバイルスタンプラリー、フォトコンテストの運営を行うとともに、サイクリングを楽しむ人にアンケートを行い利用実態や利用促進のためのニーズ把握を行った。
コロナ渦により県外から訪れるサイクリストは減っているが、サイクリングを楽しむ人自体は増加傾向にある。今後も安全で快適なサイクリングルートの提供を行い、多くの人に楽しんで頂きたい。

金沢SDGs推進のための民間資金の活用に向けた調査検討業務

都市・地域の活性化
金沢市が令和2年7月に立ち上げた「IMAGINE KANAZAWA 2030パートナーズ」には、現在100者を超える民間企業、団体、個人が会員登録している。社会課題を解決する新しい取り組みを創出するための会員相互交流や連携促進の場づくりを行っており、会員同士がつながった新しいプロジェクトも生まれ始めている。一方で、社会課題の解決のためのソーシャル・プロジェクトやSDGsビジネスの創出には至っていない。
本業務では、金沢市の様々な民間資源を有効に活用し、SDGsインパクトを生み出す方法について他都市の先進事例を調査するとともに、専門的観点を有する産官学金で構成する勉強会を開催した。また、事例調査と勉強会からの知見を基に、金沢市にとって最適な金融フレームワークや資金管理団体が備える機能を検討し、民間資源の活用方針と制度案をとりまとめた。

令和3年度 珠洲市地域活性化プログラム検討業務

都市・地域の活性化
2021年9月4日から11月5日に第2回となる「奥能登国際芸術祭2020+」が開催された。本業務は、芸術祭を鑑賞された人へのアンケート調査、芸術祭に対する市民意識調査を中心とする各種調査を実施し、芸術祭開催による効果把握を行うものである。鑑賞者の満足度は高く、珠洲市が多くのメディアに取り上げられるとともに、市民が珠洲市の良さを再発見するきっかけとなったことが分かった。これをふまえ、地域の魅力や地域資源の重要性の再認識につなげる取組み、食文化発信への取組み等、芸術祭をきっかけとする地域活性化の方策について検討を行った。

路面電車南北接続に伴う整備効果検証業務委託

交通システム計画都市・地域の活性化
2020年3月、富山地方鉄道の市内軌道線と富山ライトレールが富山駅で接続する「南北接続事業」が完成し、路面電車の一体的な運行が始まった。本業務は、南北接続事業前から継続的に実施している路面電車のOD調査を行うとともに、路面電車沿線地域の活性化や居住推進に関するデータ整理を行い、南北接続事業の効果把握を行うものである。コロナ渦の影響により、当初予測していた利用者の増加には届かないものの、南北を一体的に利用する形態が大きく増加し、利便性の向上が把握できた。富山市の路面電車南北接続は全国的な都市交通政策の参考になるものであり、基礎的なデータの蓄積を継続的に進めることが重要であると考えられる。

金沢市におけるMaaS推進業務委託 まちなか回遊バスモニター利用実態分析業務委託

交通システム計画都市・地域の活性化商品やサービス開発・プロモーション
金沢市においてMaaSを推進するために推進組織を設立するとともに、第1弾のプロジェクトとして市内1日フリー乗車券がスマートフォンで買えるアプリ「のりまっし金沢」のリリースを行った。本業務は推進組織設立及び運営の支援、「のりまっし金沢」の利用状況の分析、今後の展開方法の検討を行ったものである。市内1日フリー乗車券のデジタルチケット化は、これまで利用していた観光客の利便性向上につながるとともに、市民のまちなか回遊にも有効である点がみられた。
短期的には「のりまっし金沢」を核に市民、観光客の利便性向上を図り、中長期的にはMaaSの第2段階への展開を図る戦略を構想中である。

令和3年度訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業(実証事業)「能登地域における交通事業者と連携したレスポンシブルツーリズム推進に関する調査・実証事業」

都市・地域の活性化商品やサービス開発・プロモーション
能登地域での「レスポンシブルツーリズム(責任ある観光)」を推進するために、調査・実証調査を行った。レスポンシブルツーリズムとは、旅行者が訪問先の自然や文化を尊重し、責任をもった行動をし、よりよい観光地を創り上げていこうという動きである。 能登地域がレスポンシブルツーリズムを推進するために適するターゲットの調査や、啓発にあたり交通事業者と連携した受入れ体制の整備に向けた調査・検討を行った。
また、能登地域の受入れ体制を強化するため、観光関連事業者等を対象に研修会や実地指導を行い、レスポンシブルツーリズムの理解の促進を図った。ランドオペレーターを招請しトライアルツアーを実施し、能登地域全体での伝えたいストーリーの展開やガイドの育成などの課題を明らかにすることができた。本業務での調査・実証事業を通じて、能登地域の観光振興に必要な戦略を策定し、今後の推進に向けた取組や方向性を示した。

能登SDGsラボシンポジウム開催支援業務

都市・地域の活性化広報・シンポジウム
珠洲市において、SDGs未来都市選定から3年が経過し、様々な取組が進められている。各々の活動に対する達成状況の検証や、国内の動向など広い視点も踏まえ、今後、珠洲市と能登SDGsラボが目指すべき方向性を議論することを目的としたシンポジウムが開催された。本業務はシンポジウムの開催支援、報告書取りまとめ支援を行っている。
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中能登町バリアフリーマスタープランレビュー業務

都市・地域の各種計画都市・地域の活性化
中能登町バリアフリーマスタープランは平成28年度に策定された、町の新たなまちづくり戦略である。民間企業と連携し、障がい者や高齢者にやさしい観光やまちづくりを一体的に推進することで、子どもや妊婦、外国人を含むあらゆる人が幸せを享受できるバリアフリーなまちを形成し、繊維を活用した新商品の開発も併せて実施することにより、交流人口の拡大や移住定住を促進し、地域の活性化を図る
策定から3年が経過し、バリアフリーに対する考え方や取組に深みや広がりも生まれてきており、令和元年度には第2期中能登町まち・ひと・しごと創生総合戦略が取りまとめられた。これらの動向を踏まえ、総合戦略との整合性を備えた中能登町バリアフリーマスタープランへの見直しを行った。