能登の里山里海景観保全基準策定等業務
世界農業遺産に指定された能登の里山里海景観を保全するため、2つの内容を行った。一つは広域的なルールの見直しである。能登の沿岸部を里山里海風景軸と定め、景観特性の整理を基に色彩等の基準を検討し、景観基準の改正案を策定した。もう一つは景観上重要な地区の住民合意に基づくルールづくりである。珠洲市日置地区及び羽咋市神子原地区において住民と協議を重ね景観形成重点地区の指定を受けるための景観ルールの策定、合意形成の支援を行った。このうち日置地区においては平成26年3月に指定の運びとなった。