SDGsをきっかけに、これまで行政セクター 単独では扱うことが難しかった対象者や分野を包括的にカバーする社会課題解決型のソーシャル・プロジェクトの取組が加速しており、持続可能なビジネスの起業へとつながっている。金沢市も昨年度、SDGsインパクトを生み出す組織基盤の在り方や事業の加速化・自立化のための民間資金の活用手法、市民と企業、NPOのマッチング手法について検討した。
今年度はさらに一歩進め、「SDGs達成に資する新たな社会貢献活動の組織化とそのビジネス展開への可能性実証事業」を設定し、ステークホルダーとともに取り組んだ。実施にあたり、IMAGINE KANAZAWA 2030 推進会議に加えて、金沢市社会福祉協議会、ほくりくみらい基金準備委員会 、関連するNPO団体等と連携し、当事者と支援者の信頼関係を構築するための場所と機会づくりとして「KANAZAWAハートおむすび会」を開催。 ① 内外の財源、ノウハウなど の リソースの共有と活用方法、②コーディネート人材の役割と担い手確保につながる仕組みづくり、 ③「IMAGINE KANAZAWA 2030 パートナーズ」 のプラットフォームの運営の方向性を検討した。