染め帯の商品化を通じた加賀友禅の活性化
加賀友禅の消費拡大、技術継承を目的とし、加賀友禅の新しい使い方を提案する染帯を商品化した。商品開発に際しては、消費者ニーズを反映するため、首都圏と金沢で消費者ヒアリング調査を行うとともに、専門家、友禅作家などで構成される協議会を組織し、検討、試作品の製作を行った。試作品は、加賀小紋作家と友禅作家がコラボレーションし、これまでにない加賀友禅の魅力を伝える商品とした。平成23年度は、7本の帯を試作し、平成24年度は首都圏百貨店、金沢市内ギャラリーでの販売をめざす。