新・金沢市総合交通計画策定業務
世界都市金沢の都市像にふさわしい交通政策の方向性と具体の施策及び推進体制について、目標年次を2010（平成22）年とした総合交通計画を平成11、12年にわたり策定するものである。社会経済的背景の変化、環境意識の高まりを受け、金沢が人と環境にやさしいまちとして持続的に発展していくために、まちに賑わいをもたらし、くらしに豊かさを実感できるような21世紀の金沢を支える交通体系の構築を目的とした。
業務紹介
WORKS
金沢オムニバスタウン計画実施推進
金沢オムニバスタウン計画の総合的な施策の検討を行うため設置された「オムニバス推進協議会」の運営、多様なチケットシステム導入検討ワーキング及びバス優先（専用）レーン導入検討部会の運営、サイクル＆ライド推進方策や買物配送サービスの基礎調査を行った。
第18回全国都市緑化いしかわフェア交通輸送実施運営調査等
2001（平成13）年秋の約2ヶ月間、金沢の中心部にある金沢城址公園周辺で、100万人来場目標の全国都市緑化いしかわフェアが開催予定であり、現状の交通システムでは自動車来場者の集中が道路渋滞を激化し、都市活動を麻痺させる懸念があった。
本計画では、パーク＆ライドや道路交通規制、交通ターミナル、交通誘導情報の提供、交差点改良等、効果的に施策を組合わせ、円滑な日常交通や来街環境を確保する実施計画案を立案した。
金沢ふらっとバス利用状況調査
金沢市では、1998（平成10）年度に金沢ふらっとバス此花ルートの運行を開始している。本業務では、金沢ふらっとバスのよりよい運行のため、「金沢ふらっとバス・此花ルート」の利用状況を把握し、コミュニティバスの導入効果、システムの改善内容の把握、さらには他ルート運行の際の参考にすることを目的としている。乗降人数人数調査、OD調査、アンケート調査の３つの調査からコミュニティバスの利用状況を明らかにした。