
珠洲市復興計画策定支援業務
令和6年能登半島地震、奥能登豪雨の被災状況をふまえ、珠洲市が一丸となり取り組む「珠洲市復興計画」の策定支援を行った。「施策・事業」に関しては、関係各課が知恵を出し合い、目指すべき地域社会像に近づくための5本柱のもと、責任をもって実施する事業を検討し位置づけた。この「施策・事業」を縦軸に据えるとともに、市内を24地区に分けた「新たなまちのかたち」を横軸として検討し、縦軸・横軸の組み合わせでキメの細かい復興を進める方向で議論が進んだ。多様な意見を取り入れるため、復興計画策定委員会、有識者会議、市民アンケートに加え、10地区の意見交換会(各地区3会、計30回)、24地区の復興まちづくり協議会(各地区2会、計48回)を開催し住民との意見交換を密に行った。また小中学生ワークショップを市内全校で実施するとともに、すず若者意見交換会の内容も取り入れるなど多世代の参加を試みた。本計画を基に着実な復興が進むよう、今後も事業化の支援を継続したい。