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とくしまマルシェ 進化系産直市がすごい賑わい!

とくしまマルシェ

 徳島訪問中、毎月最終日曜日は新町川両岸のボードウォークで「とくしまマルシェ」が開催されると聞き行ってみた。川沿いのかなり広いエリアに、マルシェの出店がずらりと並ぶ。

コンセプトは、進化系産直市

 コンセプトは「進化系産直市」である。とくしまマルシェ事務局スタッフが直接足を運び、徳島県内のおいしい食材を探し、出店交渉を行う逆指名スタイルである。選び抜かれた生産者が自慢のこだわりの逸品を、白いパラソルの下で来場者との会話を大切にしつつ対面販売を行っている。

 産直市としても大変質が高いが、さらに飲食も充実している。毎週開催してもよさそうだが、生産者が忙しくなりすぎるのもよくない。ほどよい開催頻度が出店者を疲れさせず、多くの客を呼び寄せる秘訣なのかもしれない。

TOKUSHIMA Kupu marchéも同日開催

 隣接する商店街「東新町アーケード」では、TOKUSHIMA Kupu marchéが開催されていた。こちらも毎月最終週の日曜ということで同日に開催している。人気店には行列ができており、とても賑やかだ。

ちなみに前日(土曜)夕方6時の風景は、こんな閑散とした通りだった。

 スイーツとハンドドリップのコーヒーをいただいた。大満足である。ドリップ中、店主とお話をしていたら、希少性をだすために月1回としているそうである。10年以上続いているし、いろいろな意味でバランスがいいのだろう。地方都市の商店街が苦戦して久しい。物販はとても難しい時代だ。しかし元々の市のスタイルを振り返り、それぞれ各地で活躍されている方が、時々まちなかに集まり、人々に楽しんでもらったり、客層を広げたりする。商店街の空間を活用し、新しい時代にマッチした商売のあり方が生まれているのかもしれない。

 とくしまマルシェが開催されている川沿いも、TOKUSHIMA Kupu marchéが開催されているアーケード街も、座れるスペースがしっかり確保されているのもありがたい。

番外編 お昼は徳島ラーメン

 お昼は徳島ラーメン。阿波踊り会館のスタッフに美味しいお店を聞いたところ、ラーメン店が数多く載った地図を提供してくれた。おススメを聞くと、市民が好きな店ということで紹介いただいたのが「麵王」である。11時に伺ったがすでに満席。豚骨醤油スープに具は甘辛く煮込んだ豚バラ肉。白ごはんと食べるラーメンだ。生姜の風味が効いており、見た目よりもあっさり。生卵と混ぜながら食べると絶品である。替え玉は100円。くせになる味だ。

米田