スタッフコラム

QoLを社員で考えてみた(後編)

 第4章 社員それぞれの素直な思いを見せ合う

 初体験は脳を活性化させる一番効果的な方法と言われています。午前中に日常では味わえない初体験をし、その上で、午後からは、昨日までの自分と今の自分、これからの自分を考えました。午後の作業のポイントは、通常は1回で終わる振り返り作業を2回転させることで、より進化(深化)を図ったことにあります。

 

【人が考えやすい体勢や場所は様々】

 研修会場の「みおやの里」は、とても使い甲斐のある広さとつくりをしています。机に座って一心に仕事することが作業効率が一番上がるかというと、そうでもないことが実証されているようです。(テレワークやリモートワークにも通ずるかも)

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▲脳内マップ作成風景①

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脳内マップ作成風景②

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▲みおやの里見取り図

 

【世代によってライフは違う】

 1回転目では、今までの自分を振り返り、「今後どのように自分を変化させたいか」が共有されました。2回転目では、他人の考え等を活用しながら、「具体的に行動に結びつけていく方法と、今後の自分との約束」について、全体への表明が行われました。

 これらの結果には、性別や心理的傾向、若手・中堅・ベテラン社員等によって「観る」傾向が異なるといった興味深い結果が得られました。今までの生=ライフに対する過程が反映されてのことなのでしょうか。

 なお、ライフには「生活」「生命」「人生」「生涯」といった幾つかの訳がありますが、今回の結果にはしっかりとライフの違いが反映されています。

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脳内マッププレゼン風景

 

若手

今の自分の姿を素直に見つめ、ステップアップしていくための気づきや、明るく楽しい生活につながる目標について、「ライフ=生活」を豊かにしていく宣言があった。

中堅

今までの自分の生活を反省し、自分に付加価値をつけていくための気づきや、良い意味での開き直った将来について、「ライフ=人生」を謳歌していく宣言があった。

ベテラン

自らの人生を否定せず、周囲と自分の縁に対する気づきや、生涯を通じた目標について、「ライフ=生命」があることに感謝し、継続・改善していく宣言があった。

▲世代に反映された「ライフ」の違い

 

【人生観・生活観にたくさんの「イイね!」を】

 今回の研修は、自分のこれからを考える機会になるだけでなく、一緒に良い仕事をし、良い会社をつくっていく仲間だからこそ、より深く、その人を知ることができる機会となりました。

 また、新しい体験をし、今までの自分を振返り、これからの自分に約束をすることは、まちづくりにアイデアを活かしていく我々の頭のしわを一本でも増やしてくれたに違いありません。

 そして最後に、そんな情報を共有し、気づきを与えてくれた仲間に、感謝と励ましの『イイね!』を赤いシールに託し、脳内マップに貼っていきました。

 人生観・生活観は、人に評価されるものではない。ゆえに、「イイね!」なのです。

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▲最も多くの「イイね!」がついた4名

(文:高井)

 

 結言 QoLを高めるということ

 参加者のQoLの約束を「わたし」で再分類すると、立場やライフステージなどで内容に違いが見られました。言い方を替えれば、内部の「わたし」が、それぞれのステージで3変化しています。

 このことから、ライフのクオリティを高めることはすなわち、3つの「わたし」を充実させていくことであると確信しました。

 また、今研修は、互いに、秘めた「わたし」を知る貴重な機会となりました。新しい時代を生き抜くチームづくりの第一歩となったのではないでしょうか。

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(文:四藤)

 

 

2020年2月14日 17:52