株式会社計画情報研究所

業務紹介

WORKS

主要地方道金沢田鶴浜線県単道路改良(無料化対策)工事(有料道路記録誌作成)業務

広報・シンポジウム
石川県の有料道路事業は、昭和45年に着手された能登海浜道路の整備から始まり、能登半島縦貫有料道路、能登島大橋有料道路、川北大橋有料道路、田鶴浜道路の整備が順次行われ、平成25年3月31日をもって42年の歴史に幕を閉じた。本業務は県政発展の大きな礎となった有料道路事業のあゆみやその中で培われた様々な土木建設技術を後世に語り継ぐため、過去の技術資料や関係者への取材を行い、記録誌の編纂・製本を行った。

富山市モビリティ・マネジメント教育推進事業支援業務

広報・シンポジウム
平成23年度から3ヵ年をかけて検討した、富山市の小学校を対象としたモビリティ・マネジメント教育について、検討の最終年度として学習プログラムを完成させ各小学校への配布を行った。 完成した学習プログラムは、富山市内各小学校で広く実施されることを目的として、ウェブサイト上での公開も行われることとなった。(下記リンクよりダウンロードできます。) 富山市のりもの語り教育(交通環境学習)の実施について

「いしかわの地域を支える建設産業ビジョン」策定支援業務

広報・シンポジウム
建設産業は、社会資本の整備に加え、地域の災害対応や冬季の除雪など地域の安全・安心確保や雇用を支える産業として重要な役割を担っているが、近年の建設投資の減少に伴い、入職者の減少や離職者の増加、利益率の悪化など企業体力の低下が著しい状況にある。本業務では、県民代表者や有識者等からなる委員会や県民意見交換会の運営支援を行い、建設産業の抱える問題や課題を明らかにした上で「いしかわの地域を支える建設産業ビジョン」の骨子を取りまとめ、具体的な取り組み方針の提案を行った。

官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業「金沢プレミアムほんものの工芸にふれる旅」に係る調査業務

商品やサービス開発・プロモーション
全国で78地域が採択された観光庁事業である。金沢市には、江戸時代の加賀前田家による文化奨励策によって繁栄した、加賀友禅、金沢漆器、金沢箔、大樋焼など、20を超えるさまざまな伝統工芸の「ほんもの」が今も暮らしの中に息づいている。2015年春の北陸新幹線金沢開業に向け、これまでのエスコート型旅行商品造成では難しかった、名匠や地元工芸界で活躍する作家の工房を訪ねる特別な旅行商品「金沢一期一会 金沢プレミアム」のモニターツアーを造成実施した。実施にあたっては、観光と伝統工芸に携わる関係者がタッグを組むことで、富裕層の心を捉えるプレミアムなツアーを工夫している。観光関係者を対象とした工芸体験ワークショップの実施や、首都圏での代理店セールス、プロモーションイベント、観光庁主催「タビカレ学園祭」への出展等の事業支援を行った。また、クラフトツーリズムコーディネートの構築のための調査、事業支援も行った。

金沢古地図めぐり文化遺産モニターツアー業務

商品やサービス開発・プロモーション
北陸新幹線金沢開業に向け、金沢の歴史を感じながらまち歩きができる「金沢古地図めぐり」パンフレットを作成し、首都圏からのモニターツアーを実施した。地図は幕末期の古地図のみで現代の地図は使用していないが、現在も残る藩政期の町割りを十分楽しんで頂くよう工夫している。北陸大学長谷川孝徳教授の指導のもと、古地図独特の読み方や、見所の写真と解説、ボランティアガイドの申し込み先等も掲載している。

金沢食のお土産プロジェクト勉強会運営業務

商品やサービス開発・プロモーション
北陸新幹線金沢開業に向け、魅力的な食のお土産づくりを行うデザインプロジェクトの勉強会を運営した。キックオフフォーラムの開催、事業者審査会を経て、金沢に店を構える8店による暮らしに溶け込んだ金沢らしさを伝えるものづくりへの取組を勉強会方式で運営支援した。あわせて市内百貨店、首都圏店舗での販売会や完成商品の発表会等もコーディネートしている。特に魅力的な商品づくりのために、個別訪問、デザイナーとのマッチング会も行いながら、商品のブラッシュアップ、VI、販路開拓等を支援した。

加賀藩主御前料理の復活による加賀料理のブランド化・発信プロジェクト

広報・シンポジウム
新幹線開業時の首都圏からの誘客に向け、加賀料理を正統な「加賀藩主の御前弁当」として復活させることを目的とし、加賀藩の料理人の残した古文書をもとに四季のメニューづくり行った。検討に際し、学術的アプローチ(3大学が協力)と飲食業界(3社)との連携による検討会を設置した。また、新幹線開業後、MICE開催時にお弁当を提供することをめざし、実際のMICE開催時(2回)に試作した「加賀藩主御前弁当」を提供し、ニーズを把握し、メニューへの反映を行った。また、加賀料理のシンポジウムを開催し、加賀料理への理解を深めるとともに、「加賀藩主御前弁当」のPRを行った。

金沢らしい夜間景観保全整備計画策定業務

空間創造(道路、広場、各種施設)
金沢市では夜間景観形成条例により市内の夜間景観を誘導してきたが、さらなる金沢らしい夜間景観を創出することを目的に、夜間景観形成重点区域を設定し市内4箇所のモデル路線での照明デザイン及び照明実験、7回の委員会を開催した。これらに基づき、金沢らしい夜間景観のあり方や歴史的景観保全区域における照明ガイドライン等を検討し「金沢夜間景観整備計画」を策定した。計画では、空間スケールや場所性の把握、景観資源の抽出出の設計理念と照明による演出方法に関する内容や、色温度、演色性等照明要件についてより踏み込んだ数値設定を行っている。

宝達志水町観光情報発信業務

都市・地域の活性化
これまで観光地としての情報発信をしてこなかった自治体において、埋もれた地域資源を発掘し、魅力的な物語情報として編集・発信することで、認知度を高める取り組みである。町のシンボルである宝達山に焦点をあてた平成24年度に続き、平成25年度は、かつての金鉱跡とそこで培われた土木技術、それらを伝えたキリシタン高山右近の謎など、加賀前田藩を支えた先人の歴史を中心とした物語を編集し、パンフレットにとりまとめた。

能登の里山里海景観保全基準策定等業務

都市・地域の活性化
世界農業遺産に指定された能登の里山里海景観を保全するため、2つの内容を行った。一つは広域的なルールの見直しである。能登の沿岸部を里山里海風景軸と定め、景観特性の整理を基に色彩等の基準を検討し、景観基準の改正案を策定した。もう一つは景観上重要な地区の住民合意に基づくルールづくりである。珠洲市日置地区及び羽咋市神子原地区において住民と協議を重ね景観形成重点地区の指定を受けるための景観ルールの策定、合意形成の支援を行った。このうち日置地区においては平成26年3月に指定の運びとなった。

高岡未来トランスポートビジョン検討支援業務

交通システム計画
新幹線開業後の高岡市の交通ビジョン、土地利用ビジョンについて、高岡市内の5つの青年団体と連携し、協議を重ね提言の策定を行った。特に今年度は、平成24年度からの検討内容をまとめるとともに、主要事業として位置付けている路面電車の延伸計画に対し、広く市民の意見を求めるアンケート調査を実施した。またビジョンの検討段階で派生した空き家対策プロジェクトについては具体的な空き家活用を進めている。策定したビジョンに関しては高岡市長をはじめ関係各課に対しプレゼンテーションを行うとともに、今後の連携方法に関し合意することで、一定の成果を生み出した。

木の浦線再編検討支援業務

交通システム計画
人口減少・過疎化が急速に進行する能登半島先端部で運行されるバス路線を、持続的に運行するため、必要とされるダイヤ編成や必要車両数・人員数を検討しながら、地域人材・事業者の活用による運行体制の検討を行った。検討にあたっては、地域交通事業者などからなる検討会議を開催し、将来の実現化に向けた協議を行った。