スタッフコラム

台北の足「捷運MRT」

 6_taipei1.jpg2006年に「台湾インバウンド事業」に携わって以来、台湾は当社にとっても身近な地域。2008年6月からの小松空港-台北桃園国際空港の定期便就航を前に、台湾の首都「台北市」交通の基幹、MRT(Mass Rapid Transit)についてレポートします。



 


 

2008年6月小松-台北定期便就航。身近な台湾

 中部国際空港から約2時間半の距離にある台湾の台北市。台湾から石川県へは、6万人以上の観光客が訪れており(宿泊者ベース)、石川県を訪れる外国人観光客の50%以上を占めています。

公共交通料金はとっても安い!

 260万人以上の人口を抱える大都市「台北市」。台湾の物価は、日本とほぼ同じですが、「食べ物」と「交通」だけは、格段に安い印象があります。
 もっとも安い路線バスは、台北市ほぼ全域どこまで乗っても15元(約50円)。
 台北市交通の基幹であるMRT(後述)も、例えば台北市北部郊外にある故宮博物院の最寄り駅(史林)まで20元(約70円)。
 贅沢にタクシーを利用しても数百円程度も出せば、市内どこへでも行けます。

 

とっても使いやすい!台北のMRT

淡水線(赤)への誘導サイン
淡水線(赤)への誘導サイン

 台北市の市民の足は、なんといっても「MRT」。地下や高架など市内各所を走っています。1990年代後半から整備がはじまり、現在も延伸工事が進められています。 はじめて利用する観光客でもわかりやすいよう、さまざまな工夫がみられます。
 




 

その1 色で分けられた路線。文字が読めなくても迷わない。

台北駅の淡水線(赤)ホーム
台北駅の淡水線(赤)ホーム

 淡水線は「赤」、板南線は「青」、新店線は「緑」といった具合。 これが威力を発揮します。路線マップの路線の色はもちろん、乗り換えのための誘導サインや、駅のホームまで、すべて路線ごとに決められたい色を基調にデザインされています。そのため、乗り換え時の移動に迷いがなく、路線を間違えることもありません。また、デザインもシンプルでいい! 台北市のMRTは、淡水線、板南線、新店線などいくつもの路線が乗り入れていますが、それらの路線は「色」で分けられています。 

 

その2 乗り換えがスムーズに。ホームの反対側に別の路線が。

台北駅淡水線ホームの向い側は板南線(青)
台北駅淡水線ホームの向い側は
板南線(青)

 すべての駅というわけではありませんが、乗り換えする路線がホームの反対側にあり、最短の水平移動で乗り換えることができます。

 これは、上り線は地下1Fに乗り入れ、下り線は地下2Fに乗り入れるという具合に整備されているためで、乗り換え路線を探して延々と歩き続けるという必要がありません。もちろん、乗り換えによっては、水平移動でなく垂直移動をしなければならない場面もありますが、それでもうれしい工夫です。

 

その3 台北の電子マネーカードはEASY CARD

台北のEASYCARD
台北のEASYCARD

 JR東日本のSuica、金沢のIcaなど、日本でも定着してきた充填式(チャージ式)の電子マネーカード。台北はEASY CARDといいますが、MRTの駅の窓口で簡単に入手できます。使い方は日本と同じ。100元(約350円)のデポジットを払えば、あとはチャージするだけ。MRTの乗り降りの際には、このカードを改札口の機械にかざします。路線バスでも同じように使えますので、料金表とにらめっこする必要はありません。

 また、駅の窓口に差し出せば、デポジットの100元とチャージした全額を返してくれるので、短期間滞在する旅行者にとっても便利です。

 

自転車も乗れるMRT

ホームで列車を待つ自転車利用者
ホームで列車を待つ自転車利用者

 MRTの主要駅からは自転車も乗れます。ラッシュアワーは避けるなどのルールはあるようですが、駅のホームには自転車のための待ちスペースも確保されています。また、ホームと車両の段差がなく、隙間も数cm程度で、乗り降りもとっても楽ちん。

 



 

 

おまけ:美味しいもの いっぱい

活気あふれる史林夜市の屋台

 台湾の魅力は、なんといっても「食べ物」。庶民の味方「屋台」や、お得感たっぷりの食堂やレストラン。

 美味しいものをおなかいっぱい食べて、心はとっても豊かに・・・。
(NA)

2008年5月19日 09:36